モモの忌地に関する研究(8)

モモの忌地に関する研究(8)

レコードナンバー42143論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008726NACSIS書誌IDAN00142396
論文副題モモ生育地土壌の各種土壌処理がモモの生育におよぼす影響
著者名平野 暁
森岡 節夫
書誌名千葉県暖地園芸試験場研究報告
別誌名Bull. Chiba Hort. Exp. Sta.
千葉暖地園試研報
Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station
発行元千葉県暖地園芸試験場
巻号,ページ2号, p.7-17(1971-03)ISSN03887774
全文表示PDFファイル (2761KB) 
抄録1. モモの連作害を除く具体的な方法を見いだすため,モモの生育地土壌およびこれを栽培したことのない新土に対して,土壌燻蒸(クロールピクリンあるいはホルマリン),加熱(100℃),乾燥あるいは界面活性剤などの処理をし,これを用土として野生モモの実生の生育を比較した。2. モモ生育地土壌を土壌燻蒸すると新土とほぼ等しい程度にまで実生の生育が促進した。この場合,クロールピクリンはホルマリンよりも効果が大きかった。しかし,新土を燻蒸しでも,同様の順に生育が促進し,常にモモ生育地土壌におけるよりもすぐれた。その他,両土壌を二硫化炭素またはD-Dで処理したが,いずれの場合も効果がなかった。3. モモ生育地土壌および新土を実生の植付け前に4か月間乾燥あるいは湛水状態に保ったり,過酸化水素で処理しても実生の生育には一定した影響がなかった4. モモ生育地土壌を常圧で1時間蒸気加熱して用いると,例外なく生育が促進し,新土におけるとほぼ等しいか,やや劣る程度になった。しかし,同じ土壌を乾燥状態で加熱しでも,あるいは新土を蒸気処理しても,生育は促進しなかった。5 モモ生育地土壌および新土に,その湿重の0.003~0.3%の界面活性剤(ゴールデンクレモール)を加えると,モモの生育は蒸気加熱したと同様に促進する場合とそうでない場合とがあった。6. 20年間のモモ生育地土壌に植穴(縦,横90cm深さ75cm)を掘り,これに新土を客土した場合,その園の表土を入れた場合,あるいは掘り上げた土を上,下混合して入れた場合につき,モモ苗を植え生育を比較した。その結果,初年度の生育は新土客土区で最もよく,ついで表土客土区ですぐれ,無処理区と石灰施用区との間には大きな差がなかった。
索引語いや地;果樹園;モモ;生育;モモ;新土;実生;モモ生育地土壌;促進;土;処理;加熱;土壌
引用文献数32
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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