ジベレリンによるレタスの雄性不ねん利用交雑法

ジベレリンによるレタスの雄性不ねん利用交雑法

レコードナンバー42144論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008726NACSIS書誌IDAN00142396
著者名酒井 俊昭
書誌名千葉県暖地園芸試験場研究報告
別誌名Bull. Chiba Hort. Exp. Sta.
千葉暖地園試研報
Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station
発行元千葉県暖地園芸試験場
巻号,ページ2号, p.19-26(1971-03)ISSN03887774
全文表示PDFファイル (7737KB) 
抄録1. レタスの交雑方法で,今まで米国で行なわれている霧吹きで開花中の花の花粉を洗い流す方法でなく,薬剤によって除雄する方法を求めた。まず1967年春の予備的な試験で,Fw-450 0.1%液とジベレリンの100,300,500ppmの単独または併用散布を行なってみた。FW-450は効果がなく,ジベレリンの頭花が生長点付近にあらわれた時の散布で,花粉が無くなることがわかった。なかでも300ppmの効果がすぐれていた。2. 1967年の秋の試験で,ジベレリン300ppmの頭花散布によって無花粉花となった‘グレートレークス54’に,正常に開花させたバターヘッド型の‘ハリソンズオールシーズンズ’を交配し,交雑種子が得られるかを調べた。開花始め後10日ごろから花粉が見え出し,それからさらに10日たった後には日によっては種子が得られることがわかった。その種子をまいた結果では交配した日によって100%の交雑をしていることもあった。3. 1968年にさらに交雑能率の高い開花ステージと,除雄を完全にするためスプレイ法を加えて試験した。その結果やはり咲き出してから10日経過した後の10日間に交雑能率の高い時期があった。スプレイする方法は,ふきとりのさいに柱頭を傷つけるらしく,交雑率ではジベレリン単独処理と変らなかったものの,ねん実花数で1/5,ねん実1花当りの種子数で1/2と,かなり低くなってしまった。4. 1969年に最終的な結論を出すために,ルーペで交配する花を観察しながら,株数をふやして試験した。その結果でもやはり開花始めから15日間は花紛が少なく,ほとんど100%の交雑率を示したが,交配花当りの稔実数が少なく,10%台であった。次の10日間で次第に花粉がみられるようになり,交雑率で90~80%台に落ちていったものの,ねん実率が高まり,1花当りの種子数も多く,能率的にF1種子の得られる時期であった。
索引語交配;ジベレリン;雄性;レタス;方法;花;花粉;試験;ジベレリン;除雄;種子;交配;交雑率;レタス
引用文献数7
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat