信州カラマツ林の間伐計画

信州カラマツ林の間伐計画

レコードナンバー44935論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
論文副題高遠町県行造林地においての列状間伐計画
著者名高橋 祐吉
島崎 洋路
菅原 聰
木平 勇吉
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ8巻・ 2号, p.161-206(1971-12)ISSN05830621
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抄録信州カラマツ林は,うっぺいした後林木相互間の競争による本数減少が少なく“共倒れ型”の林相になる生理的特徴があるので健全な林分を維持するためには間伐を行い本数調節を行わなければならない。また信州カラマツ材の需要動向から従来の密仕立でパルプ原料材を目標とした短伐期施業からの転換がせまられている。現在信州カラマツ林は長野県民有林の針葉樹林のうち52%の面積を占めており信州林業で重要な位置にあるが,その大半が戦後に植栽されたIV令級以下の幼令林であるので,今日信州カラマツ問題の焦点は間伐問題にしぼられている。間伐問題ととりくむには,間伐方法や販売方法という個別の問題として取りあげるだけでなく,カラマツ林分施業の全体の流れの中でどうあることが最適であろうかというシステム的思考が必要である。信州カラマツ林の施業というシステムの中にあって間伐方法と残存林分の構成,林道と集運材方法,製品と販売など個々の部分がどうあるべきかを高遠町県行造林地を対象にして設計してみた。林道網を高め,機械の導入により高能率作業を行うために,植栽列にそって機械的に列状に間伐を行ない間伐材は杭丸太として販売し,事業の経済性を確保している。これを信州カラマツ林の列状間伐計画と呼んでいる。事業の実行成果については今後検討されるべき課題であるが,当地方の信州カラマツ林経営のあり方を示すモデルとして,今後定着しうる可能性がある。
索引語カラマツ;間伐;長野県;信州カラマツ林;間伐;高遠町県行造林地;列状間伐計画;販売;間伐問題;間伐方法;事業;流れ;最適
引用文献数18
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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