洪積期火山灰土壌に関する研究(1)

洪積期火山灰土壌に関する研究(1)

レコードナンバー44936論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
論文副題土壌中におけるカルシウムの移動について
著者名大槻 貞男
中路 勉
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ8巻・ 2号, p.207-225(1971-12)ISSN05830621
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抄録火山灰質の腐植質強酸性埴壌土の原野を開墾し,消石灰(生)・消石灰・炭カル・炭酸苦土石灰・珪酸苦土石灰を施用し,裸地状態のままで4年3ヵ月放置し,その間N/2塩酸可溶性カルシウム・マグネシウムを定量することによりこれら石灰質材中に含まれるカルシウムおよびマグネシウムがどの程度移動するかについて圃場試験を実施した。得られた結果のうち,主としてカルシウムについて要約すれば次の如くである。1)反応矯正の効果は炭カル・炭酸苦土石灰が優り,珪酸苦土石灰は劣るようであった。2)新鮮土のpHは石灰質資材の施用により第1層(0-10cm)では顕著に上昇したが,第2層(10-20cm)および第3層(20-30cm)では無石灰区より僅かに高く,第4層(30-40cm)以下では無石灰区と殆んど同様であった。3)現地容積重では無石灰区と比較して石灰質資材の施用による差異は僅少であった。4)土壌に施用された炭酸苦土石灰中のカルシウムのN/2塩酸に対する溶解度は他の石灰質資材の場合に比して低いようであった。5)試験開始4年3ヵ月後においても,第2層および第3層土壌中におけるN/2塩酸可溶性カルシウムは無石灰区に比してさほど多くないが,第1層から第3層までのN/2塩酸可溶性のカルシウム合計量は炭酸苦土石灰区に多く,消石灰区に少なかった。またこれから計算した第4層以下へのカルシウムの移動量は炭酸苦土石灰区(0.5%)に少なく,消石灰区(20.1%)に最も多いようであった。
索引語火山灰土壌;カルシウム;土壌化学;カルシウム;石灰区;施用;消石灰;マグネシウム;石灰質資材;炭酸苦土石灰;比;炭カル;珪酸苦土石灰
引用文献数14
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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