基盤整備にともなう海成砂質土の物理性の変化と根群の発達(1)

基盤整備にともなう海成砂質土の物理性の変化と根群の発達(1)

レコードナンバー52910論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題基盤整備にともなう海成砂質の物理性について
著者名渡辺 春朗
石井 英之
三好 洋
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ12号, p.93-98(1972-03)ISSN05776880
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抄録海成沖積平野の水田地帯における砂質畑圃場整備にともなう土壌物理性の変化と作物根の分布状態について調査検討した。(1) 旧畑と造成畑では断面形態およびち密度,容積重,三相分布,真比重,透水性などの物理性が深さ25cm以下でいちじるしく異なっている。(2) 造成後3年を経過した造成畑においてグライ斑またはグライ層がしばしば認められた。(3) 造成畑では深さ25~50cmに非常に硬いち密層が形成されている。その原因は水田土壌などが混入し,充填され易い粒子組成の不均一な材料が半湿状態で大型機械の踏圧によってfragipanが形成されたためと考えられる。その盤層の物理性は概略下記の通りである。 ち密度:22~25mm 容積重:140~150g 固相率:55前後 透水係数:k=10-5~10-6cm・sec-1 (4)上記fragipanには根群の分布はほとんど認められなかった。(5) 透水性に関しては土壌の充填密度の増加による孔隙の減少および形態の変化の影響も大であるが,他の要因としては水田土壌などの混入による還元状態における二価鉄の役割も大であると推論される。(6) 改良対策としてはち密不透水層を破壊し,還元状態を解消させる心土耕もしくは心土破砕などの深耕による有効土層の拡大が有効と推論される。
索引語物理性;変化;基盤整備;造成畑;海成砂質土;根群;海成砂質;ち密度;容積重;透水性
引用文献数16
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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