薄荷属種間雑種精油成分に関する研究(第6報)

薄荷属種間雑種精油成分に関する研究(第6報)

レコードナンバー63432論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
論文副題オランダハッカ交雑種の新化学成分系
著者名清水 純夫
唐沢 伝英
池田 長守
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ9巻・ 2号, p.73-81(1972-12)ISSN05830621
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抄録日本にひろく野生している,オランダハッカMentha spicata var. crispa BENTH. は帰化植物として知られている。このものの染色体数2n=48[4]と2n=54[56]の2系統を交雑親に用いたが,精油主成分はともに(-)-carvoneであった。この交雑によって得られたF1[56]×[4]の系統は,両親の精油主成分とはことなり,(+)-piperitenone oxideが精油主成分であった。米国産の縮葉型薄荷(2n=48)のF1,F2の精油成分の研究を行って,Murrayが提出した,遺伝生化学的な考察は,日本のオランダハッカの場合にも可能であると考えられた。さらに,逆交雑種,F1[4]×[56]の精油主成分が,(-)-trans-carveolであることを明らかにした。この系は,米国の実験には見いだされておらず,chemotaxonomyの面から新しい系であると考えられる。なお本系は(-)-carvoneの還元により,従来知られているdihydro carvoneを,ほとんど生成することなく,立体特異的に(-)-trans-carveolを高率(85%)に生成するものと考えられ,精油成分生合成研究上,注目すべき例であることを明らかにした。
索引語交配;精油;ハッカ;F1;精油主成分;研究;日本;生成;オランダハッカMentha spicata;chemotaxonomy;本系;carvone;薄荷属種間雑種精油成分
引用文献数14
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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