水田の土壌型と水管理に関する研究(1)

水田の土壌型と水管理に関する研究(1)

レコードナンバー63670論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題湿田稲作における後期落水の影響
著者名岡部 達雄
白崎 隆夫
佐藤 吉之助
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ13号, p.73-82(1973-03)ISSN05776880
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抄録水稲の早期栽培において,土壌の種類別に最高分けつ期以後の水管理について,節水を目途とした方法を見出すため試験を行ない,次の結果を得た。水稲の管理は植付後から最高分けつ期までは全区同様の湛水栽培を行ない,以後各処理を行なった。1. 地下水位10cmに保ち無灌がいで栽培を行なった場合各土壌とも表層土まで高水分含量を示し,水稲の生育も常時湛水よりまさり,収量もあがる傾向がある。養分などの吸収状況から根の活性も高まるものと考えられる。2. 地下水位35~40cmに保ち無灌水栽培を行なった場合,その影響は土壌別にそれぞれ異なり,表層土の水分は粗粒質の砂土および火山灰土では比較的高水分含量を示すのに対し,細粒質の土壌ほど低水分となりやすい。この影響は水稲の生育,収量にもみられ,前者では常時湛水よりまさり,後者では干害の影響をうけやすく,登熟歩合,千粒重の低下などにより収量が低下しやすい。3. 畑(湿潤)状態に保ったものは,各土壌とも,ほぼ地下水位35~40cmに保ったものと同様の生育経過,収量の傾向を示した。4. 間断灌がいでは,一般に生育が後半旺盛になる傾向が認められたが,収量では,わら重で増加し,玄米重で減収する傾向が認められ,登熟期後半になって,やや窒素の不足があったものと考えられ,施肥面の考慮が必要である。したがって,実肥の効果が高い。なお,今後,各水管理を実施するに当たっての施肥法および,その効果の品種間差違などについて検討する必要がある。
索引語影響;収量;土壌;水稲;傾向;水管理;生育;行ない;低下;効果
引用文献数21
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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