蚕の人工飼料調製におけるマイクロ波加熱装置の利用について

蚕の人工飼料調製におけるマイクロ波加熱装置の利用について

レコードナンバー70472論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名遊佐 富士雄
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ96号, p.77-82(1973-03)ISSN03853594
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抄録蚕の人工飼料の蒸煮作業の効率化を目的とし,市販のマイクロ波加熱装置に若干の改良を加え,この装置により加熱調整された飼料の2,3の性状を調査するとともに,それによる飼育試験を行った.1.マイクロ波加熱装置の箱形オーブンに直径68mmの石英ガラス管を貫通させ,飼料が連続して加熱できるようにした.飼料は箱形オーブン内のガラス管(長さ500mm)を通過中(8~9分を要す)に加熱され,1時間当たりの処理能力は10~12kgであり,対照区として用いた高圧減菌器(処理量7.2kg)の場合に比べ処理時間が著しく短縮され,さらに蒸煮作業に付随する労力も著しく節減された.2.本装置により加熱した場合,加熱終了直後の飼料の温度90~95℃であり,従来の加熱方式による場合よりも低かったが,その水分率の低下度は従来の方式よりも若干大であった.なお加熱前後における飼料のpHには変化がなかった.3.蟻蚕の掃立24時間後における毛振い率には,今回の方式と従来の方式との間に差は認められなかった.またマイクロ波加熱飼料による全齢飼育においては,従来の加熱飼料の場合に比べて経過が若干短く,他方4眠蚕および熟蚕の体重はやや重かった.なお繭調整成績にも両飼料区間に差はなかった.
索引語高周波;装置;熱;養蚕;飼料;方式;加熱;マイクロ波加熱装置;蚕;場合;若干;蒸煮作業;差;装置
引用文献数3
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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