フリージアの花芽分化程度および冷蔵期間の差による植付後の高温障害発生の差異

フリージアの花芽分化程度および冷蔵期間の差による植付後の高温障害発生の差異

レコードナンバー80224論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008726NACSIS書誌IDAN00142396
著者名林 角郎
相川 広
書誌名千葉県暖地園芸試験場研究報告
別誌名Bull. Chiba Hort. Exp. Sta.
千葉暖地園試研報
Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station
発行元千葉県暖地園芸試験場
巻号,ページ4号, p.26-35(1973-03)ISSN03887774
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抄録1. フリージアの冷蔵促成の際にしばしば見られる開花遅延や花下がりなどの高温障害の発生と高温に遭遇する花芽分化の段階との関係を明らかにするため,2種の冷蔵と無冷蔵のRijnveld's Golden Yellowの生育中の植物を異なった花芽分化時期に25℃の高温設備中に15日あて入れて開花状況を見た。その結果開花期は早期の場合外温区に比し著しく遅れたが,分化の程度が進むにつれて影響は減り,冷蔵区ではむしろ開花が早くなった。また花下がりも分化の段階が進むほどその程度は減少し,その際の分化程度や花穂長は冷蔵期間,無冷蔵の違いなくほぼ同程度にあるように思われた。2. 冷蔵球根の冷蔵期間と植付け後の高温の関係を知るため,Rijnveld's Golden Yellowの高温貯蔵とくん煙による休眠打破処理球と室温貯蔵の球根を45日から30日まで4種の冷蔵を行なって,10月1日にいっせいに出庫,3箇所で栽培した。その結果完全に休眠を打破した場合,冷蔵期間が長い場合ほど高温の影響が小さく,短期冷蔵の場合その影響は大きかった。3. このことからあえて高温の時期に植付ける場合は長めの冷蔵を行なうことが望ましいと考えられるが,しかしその場合草たけや葉が短い状態で開花しやすいので保温,加温を開始する時期を適期に行ない,較差の少ない温度で栽培すべきである。また長期間冷蔵では本質的に葉数,花数が減少するので切花品質を高めるためには30~35日の冷蔵を行なって十分気温が低下してから植付け,栽培後半の加温を適切に行なって開花促進を図ることカ望ましい。
索引語花卉;高温;貯蔵;芽;冷蔵期間;冷蔵;高温;段階;フリージア;栽培;差;花下がり;関係;Golden
引用文献数13
登録日2011年03月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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