食用ナバナの種子冷蔵処理による早出し栽培
食用ナバナの種子冷蔵処理による早出し栽培
レコードナンバー | 90216 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20008726 | NACSIS書誌ID | AN00142396 |
著者名 | 吉田 良雄 | ||
書誌名 | 千葉県暖地園芸試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bull. Chiba Hort. Exp. Sta. 千葉暖地園試研報 Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station | ||
発行元 | 千葉県暖地園芸試験場 | ||
巻号,ページ | 5号, p.13-19(1974-03) | ISSN | 03887774 |
全文表示 | PDFファイル (378KB) | ||
抄録 | 1. 種子冷蔵処理による食用ナバナの早出しの効果および品質などにおよぼす影響を知るため,1970~1972年に試験を行った。2. 伏見寒咲花菜など5系統のうち,鋸南町で採種している金木系は他の系統より約20日収穫始めのおそい晩生系であるが,種子冷蔵の効果が高く,品質がもっともよいので,種子冷蔵による早出し栽培に適した。3. 種子冷蔵温度は0℃~7.5℃の範囲では,2.5℃がもっとも効果が高く,処理期間は7日で十分であった。4. は種期の早いほど収穫期も早くなるが,同一は種期で比較すると,冷蔵により1971年では37日,1972年では34日早くなっている。5. 種子冷蔵栽培のは種期は1971年では9月9日,9月16日がよく,1972年は9月8日,9月16日がよく,だいたい9月10日前後がもっともよかった。それより早まきは高温のため生育が悪く病害の発生が多く,おそまきは低温のためいずれも収量が少なかった。6. 平均重は冷蔵によって何れも無処理より小さくなっており,処理区間ではほとんど差が認められない。 | ||
索引語 | アブラナ科;種子;促成栽培;貯蔵;ナバナ;食用ナバナ;種期;冷蔵;効果;種子冷蔵処理;早出し栽培;種子冷蔵;品質;おそい晩生系;処理期間 | ||
引用文献数 | 8 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |