促成球根類に対するくん煙・気浴処理の利用に関する研究(3)

促成球根類に対するくん煙・気浴処理の利用に関する研究(3)

レコードナンバー90217論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008726NACSIS書誌IDAN00142396
論文副題くん煙・ガス気浴処理によるフリージアの休眠打破
著者名林 角郎
書誌名千葉県暖地園芸試験場研究報告
別誌名Bull. Chiba Hort. Exp. Sta.
千葉暖地園試研報
Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station
発行元千葉県暖地園芸試験場
巻号,ページ5号, p.20-38(1974-03)ISSN03887774
全文表示PDFファイル (1202KB) 
抄録1. フリージアの休眠打破について,これまで知られている30℃の高温処理に対し,より短期間の処理で効果を得るため各種燃焼材料のくん煙,燃焼ガスあるいは薬品の蒸気,ガスなどの気浴処理による効果を試みた結果,エチレン,アセチレンなどのガス気浴処理,あるいはくん煙処理が有効であった。2. このくん煙処理やガス気浴処理の効果は一定期間以上の高温処理と組合せて行なった場合より効果が確実であり,また気浴処理の時期は高温処理期間中その中間の時期に行なった場合効果が高かった。3. このため早期促成栽培に使用する球根は高温処理と組合せて,くん煙処理などを行なうことが望ましく,その場合当初30℃で4~5週間の高温処理ののち,くん煙処理を行ない,その後は25℃または室温で3~4週間貯蔵をして冷蔵を開始した場合,最も冷蔵感度向上の効果が高かった。4. くん煙処理は得やすい材料としてもみがらを使用した場合,処理場内容積1m3当り2~3 lを毎日1回燃焼し,3日間行なう方法が好ましく,またエチレンなどのガスによる場合,対空気容量0.1~1%の濃度で3日間気浴処理することが好ましいと考えられる。5. 上記の方法による場合,処理開始後冷蔵開始までは約8週間の期間を要するので,5月上旬から処理が行なわれた場合,7月上旬から冷蔵を開始することができ,高冷地などで栽培すれば10月上中旬などのかなり早期からの出荷が可能になるものと思われる。6. また一般平地における促成栽培で8月下旬以降に冷蔵する場合は,高温処理を必要とせず,球根を入手後くん煙処理を行ない,その後室温で貯蔵するだけで冷蔵感度を高めることができるものと思われる。
索引語花卉;ガス;球根;休眠;燻煙;促成栽培;養蚕;効果;高温処理;くん煙処理;くん煙;気浴処理;処理;ガス;ガス気浴処理;冷蔵;フリージア
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat