高山植物の生態および保護に関する調査研究 II.

高山植物の生態および保護に関する調査研究 II.

レコードナンバー93365論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
論文副題木曾駒ケ岳千畳敷カール周辺における定置わく内植生の経年変化
著者名氏原 暉男
佐野 泰
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ11巻・ 1号, p.35-46(1974-06)ISSN05830621
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抄録木曽駒ヶ岳千畳敷カールおよび極楽平において,ロープウェー開設に伴う登山者数の激増,ならびに立入り禁止による保護が,高山植生に与える影響を知る目的で,4か所に定着わくを設け,ロープウェー開設翌年の1968年から1973年にかけて植生の年次変化を調べた。その結果,千畳敷カール中部の登山道附近の定着わくでは,それより上部の急斜面の登山道の拡幅ならびに登山者数の増加による土砂の流入あるいはふみつけなどによって植生の著しい減少がみられたが,これに近い立入り禁止地域内の定着わくでは,食性の減少はみられなかった。また立入り禁止のカール底部の安定した草原では,徐々に植生の増加,裸地面積の減少がみられた。一方千畳敷カールとは環境の異なる極楽平では,登山道附近で近年著しい個体数の減少と裸地の増加が認められた。この減少の著しい植物の中には木曽駒ヶ岳特産種のヒメウスユキソウを始め,ハハコヨモギ,チシマギキョウなどが含まれている。
索引語高地;山岳;自然保護;植生;植物;生態;長野県;植生;減少;登山道附近;定着わく;増加;保護;立入り禁止;千畳敷カール;個体数;高山植物
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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