稚蚕用螺旋循環式飼育装置の作業体系に関する研究

稚蚕用螺旋循環式飼育装置の作業体系に関する研究

レコードナンバー101327論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名栗林 茂治
市川 柳仁
小境 泰典
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ100号, p.21-74(1974-10)ISSN03853594
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抄録1.稚蚕用螺旋循環式飼育装置の実用型実験機(1.6m2の蚕箔200個規模)によって1~2齢または1~3齢飼育をくり返し,装置の性能,効率的な作業手順ならびに経済性などについて検討した.2.循環蚕座部分はきわめて円滑に運行し,機械的に無理は認められなかった.給桑装置および蚕体消毒機もかなり正確に稼働し,落下むらは少なかった.3.給桑,蚕体消毒および拡座作業の自動化,除沙の省略などを骨子とした簡易な作業手順によっても,蚕の飼育成績はきわめて良好であった.4.所要労力については採桑労力を除くと掃立時に4~6名のほか1~2齢期の給桑時に2人,3齢期の給桑時および配蚕時に3人あれば良く,そののべ作業時間も1~2齢期蚕種800箱分飼育の場合に66.5時間程度,1~3齢期蚕種300箱飼育の場合に96.7時間程度で,空調大部屋棚飼い方式によって飼育した場合のそれの10~13%程度であった.5.所要経費については1~2齢期蚕種800箱分ずつ年間4回飼育した場合に蚕種1箱分あたり2,236円程度,1~3齢期蚕種300箱分ずつ年間4回飼育した場合に蚕種1箱分あたり6,452円程度であって,空調大部屋棚飼い方式によって飼育した場合のそれと大差ない必要で済むという計算になった.6.以上の結果から本飼育装置を効率的に活用することによって安定した蚕作と大幅な省力が期待でき,経済的にも採算が合い,実用に十分に供し得ることがわかった.
索引語作業;養蚕;空調大部屋棚飼;方式;飼育;稚蚕用螺旋循環式飼育装置;蚕;作業手順;循環蚕座部分;給桑装置;蚕体消毒機;落下むら
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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