トマトのタバコ・モザイク・ウィルス抵抗性育種に関する研究(3)

トマトのタバコ・モザイク・ウィルス抵抗性育種に関する研究(3)

レコードナンバー110268論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題TMV抵抗性因子とTMV系統の関係
著者名青木 宏史
荻原 佐太郎
甲田 暢男
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ16号, p.43-50(1975-03)ISSN05776880
全文表示PDFファイル (573KB) 
抄録1) TMV抵抗性トマトの育種素材を得るため,欧米から導入したTMV抵抗性品種をTMVのトマト系ほかに汚染された連作ビニールハウスで栽培し,TMV抵抗性について調査した。2) TMVの病徴は,抵抗性因子Tmを保有するトマトでは病徴が認められるが実害が少なく,Tm-2およびTm-2aを保有するトマトでは,病徴がほとんど発現しない強い抵抗性を示すことが確認された。3) TMV抵抗性の因子型の異なるものとり病性品種とのF1はTm-2aをヘテロに保有する場合は,激しいtop necrosis (TN)およびnecrotic spots (NS)を発現し,Tm-2aホモまたはTm,Tm-2およびTm-2aの2~3因子ホモおよびヘテロの組合わせでは,このようなTNおよびNSは発現しなかった。4) TNおよびNSの発現は,栃原株には発生せず,大島株にのみ発生することが認められ,病徴は高温ほど発現が早く激しかった。そして温度条件よりもTMVの系統により強く関与していた。5) TMVのトマト系には,TNおよびNSを発現させる特徴的な系統が,我々の地方に分布することが判明した。そして,この系統差は通常の検定植物上の反応では,ほとんど区別が不可能でTMV抵抗性品種への接種によってはじめて確認されるものである。
索引語Tm;TMV;TN;発現;病徴;ヘテロ;NS;トマト;保有;TMV抵抗性
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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