農作物大気汚染の実験装置として試作したFiltered Air Chamber について

農作物大気汚染の実験装置として試作したFiltered Air Chamber について

レコードナンバー110273論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名松岡 義浩
依田 彦太郎
大道 貞男
白鳥 孝治
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ16号, p.87-92(1975-03)ISSN05776880
全文表示PDFファイル (524KB) 
抄録大気汚染による農作物の可視障害症状を立証するためにフィルタードエアチャンバー(F.A.C.)を試作した。これの性能および使用した結果はおよそ次のとおりである。1) F.A.C.の構造は面積20m2の一対のファイロン製のチャンバーに換気ファン8台をとりつけ,浄化室は吸気口前面に活性炭を主とする汚染物質除去フィルターをとりつけ,非浄化室はフィルターをつけないものである。2) F.A.C.内部の気象状態は,風速約1m/sec,日中の外気温との較差約+5℃以内,湿度差約10%以下であり,作物栽培上,支障のない範囲であった。3) F.A.C.内の汚染物質濃度は,野外とくらべてオゾンについて浄化室で約80~90%減,非浄化室で約10~20%減であり,二酸化イオウについて浄化室で約80%減,非浄化室で約10%減であった。したがって浄化室内の空気は完全な清浄空気ではなく,若干の問題点を残している。4) この試作F.A.C.内に,既にオキシダント可視障害症状の判明しているタバコ,ホウレンソウなどを栽培し,その性能を試したところ,浄化室内では可視障害が発生せず,非浄化室内では既報の可視障害が発生した。5) 以上の結果,このF.A.C.は大気汚染による農作物の未知可視障害の症状を立証するために十分利用できることを知った。
索引語F.A.C.;減;浄化室;非浄化室;試作;可視障害;浄化室内;大気汚染;農作物;立証
引用文献数7
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat