無支柱栽培トマトの加工適性に関する研究(4)

無支柱栽培トマトの加工適性に関する研究(4)

レコードナンバー113316論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
論文副題トマト果実のカロチノイド定量法の検討
著者名飯島 隆志
丸山 秀明
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ12巻・ 1号, p.29-36(1975-06)ISSN05830621
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抄録トマト加工品では色調がもっともその品質を左右するので,この測定の簡便化・妥当化が必要である.色素の化学的定量法について,とくにlycopeneの結晶は変化し易く,保存が利かないので市販品がなく,従来以下の方法が用いられて来た.a.その都度トマト果実から各色素を抽出して結晶を作成し,これを基準物質として検量線を作成する方法.b.基準物質として安定なazobenzeneを用いて検量線を作成する方法.c.各色素の各溶液における既知の吸光係数を利用する方法.そこで本試験では,これら3方法の吸光スペクトルを比較し,トマト色素のもっとも簡便にして妥当な定量法の発見を試み,以下の結果を得た.1.β-caroteneについては,従来利用されていた波長448nm附近の3方法の吸光度にはある程度の相異が見られたが,430nm附近ではかなり接近していた.2.Lycopeneについては,従来利用されていた波長470nm附近の吸光度では3方法の間にある程度の相異が見られたが480nm附近でかなり接近していた.3.以上により基準色素にazobenzeneを利用する場合は,その測定波長或は係数を考慮する必要があろう.4.純品作成はその純品確認に困難性があり,簡便に定量するにはazobenzeneを基準色素として利用するのも良いが,最良の方法は各色素の各溶液における吸光係数を確立しておいて,これを利用する方法であろう.
索引語果実;カロチノイド;食品製造;トマト;分析;方法;利用;作成;各色素;トマト果実;結晶;基準物質;各溶液;吸光係数;従来利用
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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