ビワの摘果に関する研究(2)

ビワの摘果に関する研究(2)

レコードナンバー131108論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008726NACSIS書誌IDAN00142396
論文副題結果枝の種類,着果位置,開花期,摘果時期が熟期及び果実の形質に及ぼす影響
著者名中井 滋郎
森岡 節夫
書誌名千葉県暖地園芸試験場研究報告
別誌名Bull. Chiba Hort. Exp. Sta.
千葉暖地園試研報
Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station
発行元千葉県暖地園芸試験場
巻号,ページ7号, p.1-14(1976-03)ISSN03887774
全文表示PDFファイル (825KB) 
抄録1. ビワの摘果の適切な方法及び時期を知るために,田中を供試して,結果枝の種類,着果位置,開花期,摘果時期が熟期及び果実の諸形質に及ぼす影響を調査した。2. 中心枝,果こう枝及び側枝の3種類の結果枝における果実を比較したところ,中心枝と果こう枝の間には形質上の差異がほとんど認められなかったが,側枝はこれらに比較して糖がやや低く,酸はやや高い傾向を示した。又,果こう枝については,摘房跡に3月頃発芽した枝と収穫跡に6~7月頃発芽した枝との間には,果実の形質に全く差がなかった。3. 樹冠上部及び中部外側の果実は熟期が早く,内容の品質は比較的すぐれていたが,外観が悪く,樹冠中部内側及び下部の果実は外観はすぐれていたが,熟期は遅れ,内容の品質がやや劣っていた。4. 開花時期の早い果実ほど熟期は早く,形質面でもすぐれている場合が多かった。しかし,これらの果実は冬期に寒害を受ける割合が高いという欠点をもっていた。又,開花期が遅れるほど果形指数が大となり,果実は丸形になる傾向を示した。5. 2月中旬から5月中旬までの期間内に摘果を行った場合,摘果時期の早いほど概して果実の外観がすぐれていた。しかし,2月における摘果は,残す果実の選択が比較的困難なこと,摘果後の寒害の危険性のあることなどから一般的な方法とはいえなかった。そして,3月上旬~4月中旬の摘果は,その前後の摘果時期に比して果実の大きさがすぐれ,かつ,この期間内での各摘果区は果実の形質の差が少なかったので,望ましい摘果時期の範囲と思われた。
索引語果実;成熟;摘果;ビワ;果実;枝;摘果;果;開花期;熟期;中心枝;側枝;比較;結果枝
引用文献数33
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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