産地におけるビワ品種の熟期と大きさに関する調査
産地におけるビワ品種の熟期と大きさに関する調査
レコードナンバー | 131109 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20008726 | NACSIS書誌ID | AN00142396 |
著者名 | 平野 暁 森岡 節夫 八幡 茂木 | ||
書誌名 | 千葉県暖地園芸試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bull. Chiba Hort. Exp. Sta. 千葉暖地園試研報 Bulletin of the Chiba Horticultural Experiment Station | ||
発行元 | 千葉県暖地園芸試験場 | ||
巻号,ページ | 7号, p.15-23(1976-03) | ISSN | 03887774 |
全文表示 | PDFファイル (512KB) | ||
抄録 | 1. 千葉県安房郡富浦町の,ビワの2生産出荷組合の,共同出荷の販売実績から,産地全体としてみた場合の各品種の熟期,果実の大きさ及び出荷品としての等級割合等を調査し,おのおのの相互関係などについて解析を行なった。2. 出荷された数量から得られた品種構成割合は,A組合においては田中が80%を占め,楠,大房はそれぞれ15%及び5%であった。出荷時期は楠が最も早く,以下大房,田中の順で,田中に比較して,楠及び大房はおのおの約15日及び7~10日早かった。田中の出荷期間は約30日間,楠ではこれよりやや短いようであった。そのため,各品種の出荷期間には,相当の重なりが見られ,全品種合計では35日間であった。3. 1日当たりの全品種合計の出荷量割合は,最盛期においても年間出荷量の約5%でほぼ一定であり,その最高は,8.0~8.3%であった。4. 各品種について,果実の大きさの階級分布がえられたが,田中に比較して,楠は1.5~2.0階級小さい方に分布し,大房は約0.5階級大きい方に分布していた。又,出荷時期と果実の大きさとの間には一定の関係は見られなかった。5. 出荷品としての等級は,秀の割合が高く,60~80%を占めた。そして,秀の割合は,大果において高く,小果において低い傾向があり,その傾向は組合によって差があった。 | ||
索引語 | 果実;産地;成熟;ビワ;田中;楠;大きさ;出荷期間;一定;分布;割合;大房;各品種;果実 | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |