水田多年生雑草防除に関する研究(7)

水田多年生雑草防除に関する研究(7)

レコードナンバー131807論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題水稲の生育・収量に及ぼすミズガヤツリの影響
著者名山岸 淳
橋爪 厚
武市 義雄
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ17号, p.1-20(1976-03)ISSN05776880
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抄録1968~'74年にわたり,水稲とミズガヤツリとの競争関係について検討した結巣は次のようである。1. ミズガヤツリの発生時期が早いほど,発生量が多いほど水稲収量は低下し,田植後30日に1~8株/m2発生した場合には水稲に対する影響は認められない。2. 田植後20日にミズガヤツリを除去した場合,水稲の収量は低下しないが,除去時期が遅れるほど減収する。除去後発生したミズガヤツリは水稲に対してほとんど影響を与えないので,除去の適期は田植後20日までであり除去回数は1回でよい。3. ミズガヤツリによる競争害が大きく現われる時期は,有効茎の決定期を中心とした時期と穂ばらみ期を中心とした時期の2時期あり,前者は穂数減により,後者は一穂籾数の減少によって減収をもたらす。4. 窒素5割増の多肥条件で雑草害は軽減され,分施方式で雑草害が大きくなる。5. 密植で雑草害が軽減され,また栽培様式では成苗移植栽培が湛水直播や稚苗移植栽培に比べ雑草害の程度が小さい。6. 水稲全重とミズガヤツリ重量との関係は次式のあてはまりがよく,実験式は施肥条件,栽植密度,年次が捨象されて算出された。(Y=1-b'W/a+DW 但しY:水稲収量指数,W:雑草重量,D=a'b-ab',a,a',b,b':常数)7. 水稲収量の低下に最も大きく関係する収量構成要素は穂数であり,次いで一穂籾数であった。8. 水稲・ミズガヤツリ混合群落における水稲の生理生態的条件の変化として,群落内への透過日射量の低下生産構造とくに同化系部分の量的な低下,LAIの減少窒素含有率の低下などがみられた。
索引語ミズガヤツリ;水稲;低下;雑草害;影響;除去;収量;水稲収量;減収;軽減
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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