畑水稲の踏圧栽培法に関する研究(2)

畑水稲の踏圧栽培法に関する研究(2)

レコードナンバー131809論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題生育期踏圧が生育・収量に及ぼす影響
著者名屋敷 隆士
三輪 晋
小中 伸夫
小澤 一男
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ17号, p.33-40(1976-03)ISSN05776880
全文表示PDFファイル (1795KB) 
抄録本県の畑水稲は膨軟な火山灰壌土地帯に多く栽培されている関係もあって,倒伏は直播稲に多いころび型が大部分を占めている。この対策として,麦で行われている生育期の踏圧処理が生育・収量におよぼす影響,特に倒伏防止の効果に着目し,次のような知見を得た。1. 生育期踏圧は倒伏防止にきわめて有効であるが,踏圧時期が遅いほど生育が抑制され,踏圧による損傷で登熟歩合が低下し,減収する傾向がある。このため安定した収量を上げるためには踏圧時期は分げつ初期が望ましい。2. 生育期踏圧と播種後踏圧の差異について次のことが明らかになった。1)生育期踏圧は生育が抑制的であるのに対して,播種後踏圧は促進的に作用する傾向がある。2)ころび型倒伏に対する抵抗力に関しては両者とも同程度であるが,倒伏角度は生育期踏圧の方が播種後踏圧より大きく,なびきの程度が少ない。さらに倒伏に関与する低位節の節間長は生育期踏圧の方が短い。倒伏の程度は多肥条件でも生育期踏圧の方が少ない。3)玄米収量は標肥条件では播種後踏圧,多肥条件では生育期踏圧が優った。3. 踏圧処理には次のような倒伏防止効果があることが認められた。1)稲体の生育良否にかかわらずcLrは高く,ころび型倒伏に対して抵抗性をもつ。2)低位節間の挫折抵抗は高く,倒伏指数は低く,倒伏が起り難い条件をそなえている。3)低位節の節間長および節間長比が小さく,N1+N2/N3+N4+N5比が高く,耐倒伏性の点で良好な草型を示す。4. ローラー(重さ17kg)による鎮圧は鎮圧回数が多くなるに従って倒伏は軽減するが,玄米収量は劣る傾向があるので収量性の点から鎮圧は1~2回程度が望ましい。
索引語生育期踏圧;播種後踏圧;倒伏;生育;畑水稲;収量;踏圧処理;倒伏防止;多肥条件;傾向
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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