トマトかいよう病病原細菌およびトマト種子に対する乾熱処理の影響

トマトかいよう病病原細菌およびトマト種子に対する乾熱処理の影響

レコードナンバー131810論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名村田 明夫
沼田 巌
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ17号, p.41-48(1976-03)ISSN05776880
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抄録1. トマトかいよう病に対する種子消毒法として,既に温湯処理法が実用化されているが,乾熱による消毒法に資するべく,病原細菌とトマト種子に対する乾熱の影響を検討した。2. トマト死種子を寄主としてその表面または内部に人工的に保菌された乾燥形態の病原細菌を供試し,乾熱処理後その生死を判定した。3. 種子表面の病原細菌は,80℃-48時間,85℃-36時間の乾熱処理によって直ちには死滅しなかったが,処理後2カ月経つと死滅した。しかし再度の実験では7カ月後にようやく死滅の兆しが見られた。この相違は実験過程が異なったことによるものと考えられた。4. 種子内部の病原細菌に対しては種子表面のそれに対するよりも,乾熱処理の効果がやや高く現われた。しかし,その原因は細菌量の差によるものと考えられた。5. トマト種子は,80℃-48時間,85℃-36時間の乾熱処理にもおおむね耐え,やや発芽が遅延するが発芽率は低下しなかった。また,処理後1年間経過しても当初の発芽力を維持していた。生育への影響はほとんど認められなかった。6. 得られた結果からは乾熱による種子消毒の可能性は見出せなかったが,自然保菌種子に対しては細菌密度の面から,なお検討の余地があると考えられた。しかし,効果の最終的な判定にはいくつかの問題があることが考えられた。
索引語乾熱処理;病原細菌;トマト種子;影響;乾熱;死滅;検討;判定;種子表面;効果
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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