ナシチビガの産卵および営繭について

ナシチビガの産卵および営繭について

レコードナンバー131818論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名澤田 正明
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ17号, p.117-124(1976-03)ISSN05776880
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抄録ナシチビガの産卵および営繭に関するいくつかの調査・観察を行ない,その結果次のことが明らかとなった。1. 産卵は徒長枝の上方葉に行くに従って多くみられるが,未成葉には少なかった。2. 産卵時刻は18~24時が最も多く,6~12時にはまったく産卵されなかった。3. 雌1個体あたりの産卵数は35.0卵で,産卵期間は4~5日であったが,羽化後2日目の日没から3日目の朝までの間に50%以上が産卵された。4. 非休眠である第1~3世代の繭,とりわけ第2~3世代では90%以上の繭は,葉部,とくに葉裏の周縁部に作られるものが多かった。5. 休眠する第4世代の繭は,冬期に脱落する葉部に作られることはほとんどなく,枝幹部に営繭された。6. 休眠と営繭部位とは現象の上で関連性が認められたが,これに直接関与している要因は明らかにするには到らなかった。7. 葉部への営繭に際しては,下面に,しかも葉表に営繭しようとする相反する二つの要因が働くが,前者の傾向の方が強いため自然状態では葉裏に作られるものが多くなっていると考えられる。
索引語営繭;産卵;ナシチビガ;繭;葉部;休眠;葉裏;要因;産卵時刻;産卵数
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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