家蚕の人工飼料育における5齢期給餌量と繭および卵の生産との関係

家蚕の人工飼料育における5齢期給餌量と繭および卵の生産との関係

レコードナンバー140409論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名中曽根 正一
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ103号, p.55-61(1976-07)ISSN03853594
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抄録家蚕の人工飼料育における給餌量と繭および卵の生産との関係を明らかにするために,5齢期の給餌量が1頭当たり5.0gを基準とし,これにより給餌量を漸次減らして飼育した場合の繭の形質,産卵性,飼料効率などを調べた.その結果は次のように要約される.1)5齢期における飼料中の桑葉粉末量の増加により繭重,繭層重および産卵量が増加したが,卵の大きさはほぼ変わりなかった.2)給餌量の減少により上繭歩合,健蛹歩合は一定の傾向を示さなかった.また繭重,繭層重は給餌量の減少に従って減少したが,繭層歩合は極端に給餌量が少ない場合を除いてほぼ差がみられなかった.3)蛹重は給餌量の減少につれて軽くなり,それに伴って蛹期間が短縮する傾向が認められた.4)給餌量の減少により1蛾当たりの産卵量,産卵数が減少した.また卵の大きさには給餌量の減少にほとんど影響されなかった.5)食下量および消化量ともに給餌量の減少に伴って減少した.消化率は極端な減量給餌の場合を除いて給餌量減少による変化はなかった.6)繭層,蛹および卵への消化した飼料成分の留在性は,給餌量の減少につれて若干高まる傾向が認められた.その程度は相対的に卵が顕著であった.7)繭層,蛹および卵の生産に対する飼料要求性は卵が最も高く,次いで繭層および蛹であった.これらの飼料要求性は給餌量の減少につれて低下した.とくに卵生産に対する飼料要求性が給餌量に影響され易かった.
索引語産卵;まゆ;養蚕;給餌量;減少;卵;繭;家蚕;人工飼料育;生産;繭層;蛹;飼料要求性
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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