Nepalにおけるソバ属(genus Fagopyrum)の分布と栽培現状について

Nepalにおけるソバ属(genus Fagopyrum)の分布と栽培現状について

レコードナンバー144067論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
著者名氏原 暉男
俣野 敏子
宮崎 敏孝
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ13巻・ 2号, p.119-129(1976)ISSN05830621
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抄録ネパールの主として山岳地域を対象としてソバ属(geung Fagopyrum)各種の地理的分布および栽培の現状について調査を行った。その結果を要約すると次の通りである。(1)ソバ属3種の地理的分布についてみると,普通ソバはテライ平原の標高約100mから2000mにかけて,ダッタンソバは1300~1400mに栽培され,また,宿根ソバは1500~3000mの地帯に自生している。(2)野生の宿根ソバは多くの場合,河岸や谷間のダッタンソバの栽培地の近傍あるいは古くからの村落間の道すじに自生しており,3種の類縁関係を推測する場合の重要な手がかりとなろう。(3)ダッタンソバについて標高と生育期間(在圃日数)との関係を調べた結果,3000m以上のところではかなり長く5~6ヶ月にも達するが,2800m以下では3~4ヶ月で収穫でき,年2作が可能である。(4)普通ソバおよびダッタンソバにおける在圃日数と収量との関係をみたところ,普通ソバでは日数が90日前後のところが最も多く,また,ダッタンソバでは120日~140日の高標高地帯で最も多収であり,播種量の約100倍以上に達する場合もあった。(5)さらに,ダッタンソバの粒型あるいは粒色については地域によって異なり,標高との間に明確な関係がみられた。(6)また,KathmanduからEverest山麓にかけての主要作物の垂直分布を調べ,ソバの作付上の位置を明らかにした。
索引語アジア;栽培;ソバ;タデ科;ダッタンソバ;Fagopyrum;宿根ソバ;在圃日数;関係;普通ソバ;ソバ属;Nepal;ソバ;標高
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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