養蚕作業の労働強度に関する研究(2)

養蚕作業の労働強度に関する研究(2)

レコードナンバー150434論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
論文副題養蚕農家の桑とり作業における心拍数の推移
著者名高林 菊次
須田 保明
真下 昭六
叶内 朝治
石川 誠男
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ104号, p.169-179(1977-01)ISSN03853594
全文表示PDFファイル (398KB) 
抄録比較的規模の大きい養蚕農家の基幹的従事者(男性)を対象として,各蚕期にわたり,桑とり作業中の心拍数の推移をテレメータ法により測定し,その労働強度を明らかにした.1.桑とり作業中の毎分心拍数の推移をタコメーターを通して直接タコグラフとして図示し,どのような要素作業を行った時に心拍数が増加するかを調べると条桑の搬出・積込作業時に最も増加し次いで荷下し作業,結束作業の順で,主作業である伐採作業の労働強度は心拍数からみればそれ程高くなかった.2.蚕期別に比較してみると春蚕期が最も心拍数増加が高い傾向がみられた.その理由としては条径が比較的太く,しかも1分間に伐採した条の太さの積算合計が大きい値であること,鎌を使用することなどが考えられたが,決定的な因果関係は見いだせなかった.3.労働強度と作業能率の両方を加味した労働負担としてみると間引収穫で作業能率が低い初秋蚕期の負担は大きく,次いで春,晩秋の順であった.4.条桑収穫1束毎の作業経過に伴う毎分心拍数の推移をみると春蚕期の2例では回を追う毎に増加する傾向を示し,農家の熟練した作業者にとっても決して楽な作業ではないことが示されたが,他の大部分の例ではある時期以後,定常状態となる場合が多かった.これは農家の作業者が通常自分のペースで作業を実施しており,それ故に長時間の作業にも堪えられるということを心拍数の推移から裏付けたものと考えられた.
索引語作業;心;養蚕;労働;心拍数;推移;作業;労働強度;春蚕期;農家;増加;養蚕農家;毎分心拍数;順
引用文献数2
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat