成鶏の松果体及び第三脳室脈絡叢と光周期との関連性についての組織学的研究

成鶏の松果体及び第三脳室脈絡叢と光周期との関連性についての組織学的研究

レコードナンバー153974論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
著者名大島 浩二
松尾 信一
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ14巻・ 1号, p.23-31(1977-06)ISSN05830621
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抄録成鶏19羽を用いて,光周期と松果体及び第三脳室脈絡叢との関連性について,組織学的に検討し,その結果は次の通りであった。1 松果体の大型濾胞は去勢鶏で最も多く,次いで暗期の雄鶏,明期の雄鶏の順で,ホルモン投与雄鶏,雌鶏では小型の濾胞が多い。2 実質細胞の核は雄鶏と産卵鶏において,暗期のものが明期のものより幾分大きい傾向を示した。3 松果体の被膜及び実質細胞間に交感神経節細胞が存在した。またリンパ細胞が組織内外に散在し,時にはリンパ小節を形成する。4 鶏の松果体組織の大部分は,本実験の光周期においてPAS反応陰性か極めて弱反応を示した。5 第三脳室脈絡叢の上衣細胞は去勢鶏で長円柱形,暗期のものでは円柱~立法形,明期のものでは立法~円柱形であり,暗期の方が明期より丈が高かった。また一般の上衣細胞と異なる円形大形の明るい細胞を去勢鶏において多数観察した。それらの細胞は暗期のものにも比較的多く存在したが,明期では少なかった。6 以上の結果より,鶏の松果体及び第三脳質脈絡叢の細胞組織と光周期との間に,それ程顕著ではないが,関係性を認めた。
索引語周期;内分泌;ニワトリ;脳;ひかり;暗期;明期;光周期;松果体;第三脳室脈絡叢;雄鶏;鶏;去勢鶏;細胞;成鶏
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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