落花生育種における世代促進法に関する研究(1)

落花生育種における世代促進法に関する研究(1)

レコードナンバー160184論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題未熟種子の休眠覚醒法
著者名竹内 重之
石田 康幸
亀倉 寿
高橋 芳雄
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ18号, p.12-18(1977-03)ISSN05776880
全文表示PDFファイル (521KB) 
抄録落花生育種の世代促進法探索を目的として,未熟種子の休眠覚醒法を検討したところ次のような事項が明らかにされた。1. スパニッシュタイプのジャワ13号では熟度40日以上の種子を常温乾燥処理すると,ほぼ完全に休眠覚醒した。2. バージニアタイプの千葉半立は常温乾燥処理のみでは休眠覚醒効果が不充分であった。3. 千葉半立について乾燥処理および常温乾燥種子に対する各種処理効果を検討した結果,(1)種皮除去・高温(恒湿)処理:夫々効果的で両者を組み合わせれば,熟度50日以上の種子ではほぼ完全に休眠覚醒した。(2)乾熱処理:莢実に対する処理は効果的で45℃の7日処理で完全に休眠覚醒した。しかし,子実に対する処理は効果が劣った。(3)エスレル処理:500ppm以上では15分間処理で完全に休眠覚醒した。なお処理時間を長くすると10~50ppmの低濃度でも効果的であった。しかし,1000ppm以上の高濃度では処理時間が長いと発芽障害が生じた。(4)ウスプルン処理:ウスプルンの休眠覚醒効果はきわめて高く,1000および10000倍の30分浸漬処理で完全に発芽した。以上の結果,ジャワ13号種子は常温乾燥のみで,千葉半立種子は常温乾燥後さらにエスレル100~500ppm,15~30分間処理またはウスプルン1000~10000倍,30分間処理が世代促進を行う際の未熟種子の簡便な休眠覚醒法として有効であることが確認された。
索引語処理;休眠覚醒;種子;処理時間;未熟種子;休眠覚醒法;落花生育種;千葉半立;検討;常温乾燥処理
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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