Bacillus cereusによるトリプシンインヒビターおよびプロテアーゼの生産とそれらの関連性について

Bacillus cereusによるトリプシンインヒビターおよびプロテアーゼの生産とそれらの関連性について

レコードナンバー163899論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
著者名大谷 元
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ14巻・ 2号, p.179-186(1977-12)ISSN05830621
全文表示PDFファイル (373KB) 
抄録トリプシンインヒビター生産菌株であるBacillus cereusについて,インヒビターとプロテアーゼの生産パターンの比較およびその生産プロテアーゼの性質について検討した。得られた結果は次の通り要約される。1.トリプシンインヒビター活性は培養8時間頃より培養ロ液に認められ,48時間で最高に達した。2.プロテアーゼ活性は,菌体外,菌体内ともに培養8時間より24時間までと,培養72時間以降において認められた。しかし,インヒビター活性が最も高い値を示した培養48時間ではプロテアーゼ活性は認められなかった。3.生産プロテアーゼのうち,培養初期(培養12時間)の菌体外プロテアーゼは中性金属プロテアーゼとしての,また,培養後期(培養168時間)の菌体外プロテアーゼはアルカリセリンプロテアーゼとしての性質を有していた。また,菌体内プロテアーゼは培養初期,後期ともにアルカリセリンプロテアーゼとしての性質を有していた。4.これらの生産プロテアーゼは自己の生産したトリプシンインヒビターにより阻害を受けなかった。また,本トリプシンインヒビターの阻害スペクトルから考え,本菌株はトリプシン様あるいはパパイン様プロテアーゼは殆んど生産していないものと思われる。
索引語プロテアーゼ;生産プロテアーゼ;Bacillus cereus;トリプシンインヒビター;プロテアーゼ;生産;培養初期;菌体外プロテアーゼ;アルカリセリンプロテアーゼ;性質;プロテアーゼ活性
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat