大気中の二酸化硫黄と植物葉中に集積する硫黄との関係

大気中の二酸化硫黄と植物葉中に集積する硫黄との関係

レコードナンバー173577論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名松岡 義浩
高崎 強
宇田川 理
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ19号, p.109-113(1978-03)ISSN05776880
全文表示PDFファイル (337KB) 
抄録鉢植されたナシの2年生苗を用いて,濃度および接触時間を異にする条件下で二酸化硫黄の接触を行ない,葉中に吸収,集積される硫黄量とガス接触条件との関係について検討した。この結果,次のことが明らかになった。1. 二酸化硫黄の接触によって葉中に二酸化硫黄が吸収され,葉の硫黄含有率が高まる。しかし,葉中に集積する硫黄化合物の形態はほとんど水溶性であった。2. 葉中に集積した水溶性硫黄化合物の他器官への転流,または不溶性硫黄への転換は認められなかった。3. 二酸化硫黄の接触で吸収され,葉中に集積する硫黄量は,ガス濃度が同一であれば接触時間の長さにほぼ比例する。しかし,ガス濃度と接触時間の積を一定にした条件下で接触させた場合は,吸収された硫黄量は一定せず,ガス濃度が高いほど吸収量は少なかった。4. これらの結果からガス吸収速度を算出すると,ガス濃度と吸収速度との間には飽和曲線で表わされる関係があり,吸収効率はガス濃度が高まるに従って著しく低下した。5. 葉中に吸収される二酸化硫黄は,一面で,ガス吸収に対して抑制的にはたらく機作を有することが考えられた。
索引語葉中;二酸化硫黄;集積;吸収;接触時間;ガス濃度;接触;関係;一定;硫黄量
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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