トドロキワセの出穂後における下葉の枯れ上がりの原因究明に関する研究

トドロキワセの出穂後における下葉の枯れ上がりの原因究明に関する研究

レコードナンバー173584論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名渡部 富男
武市 義雄
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ19号, p.181-190(1978-03)ISSN05776880
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抄録トドロキワセは出穂後の下葉の枯れ上がりが他品種に比較して早く,養分欠乏による生理障害のような様相を呈する。この下葉の枯れ上がりの原因を明らかにするために出穂後の下葉の枯れ上がりが比較的少ないトヨニシキと比較し,検討した。結果の概要は次のとおりである。1. トドロキワセはトヨニシキに比べ,葉身の葉緑素保持力が小さいこともあって,登熟期間の前半における生葉数の減少割合が大きい。しかも,主稈葉数そのものが少ないため,他品種に比べ,出穂後の枯れ上がりが顕著である。2. 登熟期間前半における籾重の増加割合は,トヨニシキより大きく,刈取り後の再生稲の発生量も多いことから,トドロキワセにおける下葉の枯れ上がり現象は受容体である穂や稈基部への同化産物の転流が極めて順調におこなわれていることを示す自然な現象である。したがって,玄米収量に及ぼす影響は認められない。3 .トドロキワセは葉身の光合成能力が高く,転流速度も速い。また,根の養分吸収効率が良いなどの優れた特性があることが認められた。
索引語トドロキワセ;枯れ上がり;下葉;トヨニシキ;他品種;比較;葉身;登熟期間;生葉数;主稈葉数そのもの
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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