利根川浚渫土客入水田土壌の理化学性の変化

利根川浚渫土客入水田土壌の理化学性の変化

レコードナンバー173587論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名安西 徹郎
松本 直治
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ19号, p.231-240(1978-03)ISSN05776880
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抄録利根川浚渫土客入水田土壌の理科学性の変化について調査検討し,現在の作土層と旧作土層の土壌変化を主体にして圃場整備後の現状と今後の問題点を述べると次のように要約される。1. 作土層では混層耕により粘度含量が増加し,物理的には固相率およびち密度の低下がみられ,化学的には全窒素,腐植,乾土効果および塩基置換容量が増加し,過剰な塩基類が減少して,圃場整備後5~10年で熟田化し,収量的にも安定した。2. 旧作土層では理化学的な変化はほとんどみられず水稲栽培面に及ぼす影響は小さいと思われる。3. 排水改良により表面水の排除は速やかになり,下層へのグライ層の移行と斑鉄の生成発達が認められるが多くの地点で依然として強グライ土壌の範囲にあり,乾田化への遅延がみられた。4. 膜状斑鉄の生成観察によると,水は旧作土層の上部で横浸透しており,また旧作土層内部への縦浸透はきわめて小さいことが認められ,旧作土層の透水性がかなり不良であることが明らかである。このことが乾田化をおくらせている原因の一つである。5. 水田の高度利用をはかるためには,まず地下水位を下げることが先決なので,このために機械排水による中干し,冬期の田面乾燥をおこない,旧作土層の透水性を高め,その上で暗渠などによって地下排水に努めることである。
索引語旧作土層;変化;利根川浚渫土客入水田土壌;作土層;増加;乾田化;透水性;混層耕;粘度含量;固相率
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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