アナナス類の開花促進に及ぼすエスレルの影響

アナナス類の開花促進に及ぼすエスレルの影響

レコードナンバー191933論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名平城 好明
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ20号, p.1-12(1979-03)ISSN05776880
全文表示PDFファイル (1132KB) 
抄録従来のカーバイド処理に代るアナナス類の開花促進剤の開発と,より簡易かつ省力的な処理法を見出すための実験を行なった。1. BOHおよびエスレルの注入処理による開花促進では,BOHは,A. fasciataとV. carinataの開花を促進したが,N.c. tricolorの開花促進には効果がなかった。エスレルは,供試した3種類すべての開花を促進し,アナナス類の開花促進剤としてエスレルはBOH以上に有効な薬剤と思われた。2. BOHおよびエスレルの散布処理による開花促進では,BOHは,V. carinataの開花は促進したが,N.c. tricolor,A. fasciata,N. Antoineanum,T. cyaneaの開花促進には効果がなかった。エスレルは,供試した5種類すべての開花を促進した。この実験によって,エスレルの散布処理がアナナス類の開花促進に有効な処理法であることを見出した。また,この方法は,従来のカーバイド,BOHの注入処理に比べ,簡便かつ省力的な処理法であった。3. エスレルの散布処理による開花促進が極めて有効であることから,実用化を想定し,N.c. tricolor,A. fasciata,V. carinataについて時期別に開花促進を試み,各時期の,適正処理濃度と出荷までの所要日数を知る実験を行なった。その結果,N.c. tricolorは,年間を通して適正処理濃度は1000ppm,所要日数は,5月~8月の処理では50~60日,2~3月と9月の処理では約80日,10月11月の処理では100~130日を要した。A. fasciataは,年間を通して適正処理濃度は1000ppm,所要日数は,4~5月と9月の処理では70~80日,2~3月と12月の処理では90~100日,10~11月と1月の処理では約120日であった。V. carinataは,4月から8月までの間しか実験しなかったが,その期間の適正処理濃度は500ppm,所要日数は,85~95日であった。4. 以上の結果を基に,N.c. tricolorとA. fasciata,周年計画出荷のための開花促進処理日と所要日数の模式図を作成した。
索引語エスレル;処理;開花促進;N.c;促進;BOH;carinata;開花;tricolor;所要日数
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat