ナシ疫病とその病原菌について

ナシ疫病とその病原菌について

レコードナンバー191937論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名梅本 清作
御園 生尹
長井 雄治
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ20号, p.47-55(1979-03)ISSN05776880
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抄録1. 昭和42年に千葉県佐原市,長生郡一宮町,船橋市でナシの葉,新梢,幼果,枝などが黒変枯死する病害が発生した。2. これらの病斑部から主としてPhytophthora属菌が分離され,ナシに対する接種実験で自然発病の病斑に類似した病斑を生じ,この病斑からは,接種した菌と同一の菌が再分離された。3. 分離菌をオートミールおよびコーンミール寒天培地上で培養すると,乳頭突起の極めて顕著な遊走子のうや有性器官が多量に形成された。蔵精器の蔵卵器への付着位置は主として側着であった。4. 本病原菌は約4~30℃で生育し,最適生育温度は25~27.5℃であった。35℃に120時間保ったところ,その後25℃で培養しでも菌そうの伸長が認められなかった。5. 本病原菌はその形態,病原性,生理的性質からみてPhytophthora cactorum (Lebert et Cohn) Schroterであると同定した。6. 本病をナシ疫病と称することにした。
索引語病斑;菌;ナシ疫病;ナシ;培養;本病原菌;遊走子のう;Phytophthora cactorum;病原菌;分離
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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