毎作堆肥施用量を異にした火山灰土圃場における露地野菜の収量

毎作堆肥施用量を異にした火山灰土圃場における露地野菜の収量

レコードナンバー191950論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名成川 昇
石橋 光治
荻原 佐太郎
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ20号, p.195-205(1979-03)ISSN05776880
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抄録1. 堆肥施用量を異にした火山灰土圃場において12種類の野菜を供試して,種類別の堆肥の施用効果と跡地土壌の理化学性の変化を8年間にわたり検討した。2. ニンジン,ダイコン(都)は多堆肥区に対して中堆肥区,少堆肥区は年次が進むにつれて収量低下が大きかった。すなわち堆肥施用効果が大きい。3. コカブ,ダイコン(みの早生)は年次が進んでも特に減収とはならず,堆肥施用効果はあまり大きくなかった。4. ネギは堆肥多施用の効果が大きく,キャベツ,ホウレンソウはそれほど大きくなかった。ハクサイは中堆肥区と少堆肥区の差が大きかった。5. トマトは少堆肥でも8年間通して減収率は10%未満である。キュウリはトマトと同様の傾向を示したが4年次から少堆肥区は10~20%の減収となった。6. トウモロコシは多堆肥区に対して中堆肥区,少堆肥区の収量低下はきわめて小さかった。エダマメは4年次までは堆肥施用の効果は大きかったが,年次が進むとともに,堆肥施用量の違いによる収量差は小さくなった。7. 8年後の土壌の物理性は堆肥の施用量によってほとんど変化しなかった。化学性については,土壌酸度,全炭素率,塩基置換容量,置換性塩基類の値は多堆肥区,中堆肥区,少堆肥区の順となった。しかし有機態リン酸の値は少堆肥区,中堆肥区,多堆肥区の順となった。8. 以上から野菜に対する8年間の堆肥の連続施用効果は野菜によって異なり,ニンジン,ダイコン(都),ネギで効果が極めて大きく,エダマメは比較的大きく,ハクサイ,キャベツ,ホウレンソウ,キュウリ,コカブはやや小さく,トウモロコシ,トマト,ダイコン(みの早生)は小さかった。9. 作物別の堆肥要求量はニンジン,ダイコン(都),ネギ,エダマメは2t/10a,ハクサイ,キャベツ,ホウレンソウ,キュウリ,コカブは1t/10a,トウモロコシ,トマト,ダイコン(みの早生)では0.5t/10aと推定される。
索引語ダイコン;少堆肥区;堆肥;年次;コカブ;みの早生;効果;中堆肥区;多堆肥区;トマト
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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