シクラメン栽培の基礎的研究(2)

シクラメン栽培の基礎的研究(2)

レコードナンバー193382論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
論文副題シクラメンの生育におよぼす温度の影響
著者名中山 昌明
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ16巻・ 1号, p.1-12(1979-07)ISSN05830621
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抄録シクラメンの栽培過程で遭遇するような温度条件を幼苗期,成苗期および開花期のそれぞれの時期別に設定し,生育と温度の関係を調査した。1 品種ヒュールバークを1葉期から110日間(12月10日から3月20日まで)夜温5°,10°,15°および20℃(昼温20℃)で栽培した。その結果,苗の生育は低夜温ほど遅れた。とくに夜温が10℃以下で遅れの程度が著しかった。2 品種サーモンピンクを6~7葉期から144日間(8月22日から1月13日まで)昼温30℃,夜温25℃と昼夜温20℃で栽培した。その結果,昼温30℃,夜温25℃における地上部の生育および花蕾の発達は昼夜温20℃のそれらに比較して明らかに抑えられた。しかし花蕾数は前者が後者に対して明らかにまさった。3 開花初期の品種ヒュールバークを夜温5°,10°,15°および20℃(昼温20℃)で45日間(12月1日から1月14日まで)栽培した。その結果,開花速度は夜温が低くなるにしたがって遅れた。とくに処理開始時で発達が遅れていた花蕾においてその傾向が著しかった。これに反して花の寿命は低夜温ほど明らかに増大した。4 低温による直接的障害の限度を確かめるために,品種ヒュールバークおよびピュアホワイトの開花個体を2.5°,0°,-2°および-4℃で2時間処理した。その結果,障害を生じない限界温度は花弁および花蕾で約0℃,葉で約-1℃,塊茎で約-2℃であると推定された。5 以上の結果をもとに,実際栽培における温度管理について考察した。
索引語温度;花卉;植物分類;せいちょう;生育;低夜温;夜温;栽培;花蕾;温度;シクラメン;発達;花;幼苗期
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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