火山灰土地帯に適したウメ品種

火山灰土地帯に適したウメ品種

レコードナンバー200428論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009531NACSIS書誌IDAN00142283
著者名渡辺 茂雄
石橋 寛己
佐久網 章
猪野 洋子
長門 寿男
曽良 久男
書誌名千葉県原種農場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Foundation Seed and Stock Farm
別誌名Bull. Chiba Found. Seed & St. Farm
千葉原農研報
発行元千葉県原種農場
巻号,ページ1号, p.25-32(1979-03)ISSN03875229
全文表示PDFファイル (625KB) 
抄録千葉県原種農場(千葉市)果樹母樹園火山灰土壌に植栽されている。ウメの品種について、樹の生育、気象と開花、及び収量等について調査検討した。1. 樹姿は樹令が進むにつれ開張性を示した。白加賀は開張性の強い品種である。幹周と樹冠横径とは高い相関があった。2. ウメは開花期の年次変動の大きい果樹である。白加賀、玉英、長束は、開花期の早晩の年次変動が比較的小さい品種で、開花期もおそい品種である。甲州最小、地蔵、養青、竜峡小梅は年次変動の比較的大きい品種で開花期も比較的早い品種である。3. 開花始めの早い年、品種は開花期間が長い傾向にあり、おそい年、品種は開花期間が比較的短い傾向である。開花始めと開花期間との間には、ほとんどの品種で高い負の相関がある。4. 開花前の気温が開花期の早晩に及ぼす影響をみると、12月及び1月との平均気温並びに12月と1月、1月と2月、の平均気温との間に高い負の相関があった。5. 開花前12月の平均気温で開花期に強い影響の受ける品種は甲州最小、薬師、養青、剣先、鶯宿である、白加賀、玉英、長束は1月の平均気温の影響を受ける傾向が強い。6. 受粉樹で白加賀との開花期のずれの小さい品種は養青、鶯宿、石川1号、梅郷、稲積である。7. 収量の高い品種は南高、石川1号、改良内田、小佐、白玉である。白加賀の系統では佐野系である。収量の年次変動の少ない品種は石川1号、佐野系、玉英、薬師、小佐、南高である。8. 開花期(満期日)の早晩と収量との間には、白加賀及び坂田系、入沢系、佐野系、薬師、石川1号、稲積で高い相関が認められた。9. 果実の形質などから、白加賀、佐野系、小佐、玉英は梅酒用の青梅に適した品種であると考える。果実が大き過ぎのきらいはあるが梅干にしてもよい品種である、石川1号は中粒の品種で梅干に適する品種と考える。
索引語ウメ;火山灰土壌;品種;品種;開花期;白加賀;開花;開花期間;収量;年次変動;佐野系;負の相関;平均気温
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat