原蚕の人工飼料育における蟻蚕の摂食性とその後の成長との関係について

原蚕の人工飼料育における蟻蚕の摂食性とその後の成長との関係について

レコードナンバー203692論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名水沢 久成
笹原 重雄
高山 善助
新野 孝男
小野寺 ナミ子
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ109号, p.157-165(1979-12)ISSN03853594
全文表示PDFファイル (430KB) 
抄録原蚕の人工飼料育における稚蚕期の飼料条件を違えた場合の蟻蚕の摂食性とその後の成長との関係について検討した。得られた結果の概要は次のとおりである。1)人工飼料に対する摂食性の指標として一般に採用されている蟻蚕の毛振るい率は,その調査時期の早晩に関係なく,今回はその後の各齢起蚕出現率との間に有意な正の相関々係が存在した。しかしながら,毛振るい率と各齢の起蚕体重との間の相関々係は認められなかった。2)桑葉粉末を含む人工飼料に対して,摂食および成育が良好な蚕品種は準合成飼料に対しても良好な成績を示した。しかし摂食性が劣る支那種系蚕品種において,準合成飼料の方が稚蚕の摂食や成育においてむしろ勝る事例があった。3)原蚕においても,拓葉の乾燥粉末を添加した飼料に対しては,桑葉粉末を含む人工飼料と同程度に摂食したが,キャベツ葉の乾燥粉末添加飼料はほとんど摂食しなかった。また食性異常蚕の沢Jは,いずれの飼料もきわめて良く摂食したが,現行蚕品種との交雑F1では,キャベツ葉粉末の添加飼料はほとんど摂食しなかった。4)卵色によって雌雄分離のできる限性黒卵を供試して,桑葉粉末添加量あるいは飼料水分率を異にした人工飼料に対する稚蚕期の摂食および成育における雌雄間差異について検討した結果,本系統では雌の方が雄よりも人工飼料に対する適正は高い傾向を示した。
索引語せいちょう;摂餌;養蚕;摂食;蟻蚕;人工飼料;摂食性;人工飼料育;飼料;関係;原蚕;毛振るい率;桑葉粉末
引用文献数28
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat