トレンチャ掘削深耕地の多回数利用法

トレンチャ掘削深耕地の多回数利用法

レコードナンバー211866論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名飯嶋 桂
鈴木 幸三郎
武田 英之
渡辺 春朗
安氏 優
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ21号, p.61-70(1980-03)ISSN05776880
全文表示PDFファイル (624KB) 
抄録トレンチャ掘削深耕地の多回数利用について,ゴボウ,ニンジンを供試して検討した結果次のことが明らかとなった。1 ゴボウ (1) 品質と収量は掘削初年目が最も良く掘削深耕地の利用回数が増すにしたがい低下した。(2) 引抜き荷重は掘削深耕初年目は30kg台で人力による引抜きが容易であったが,利用回数が増すにつれ人力による引抜きの困難なものが増加し,5年目では引抜けないものが50%に達した。(3) 利用年数については収穫物の品質から判断して上中物の割合が初年目の約70%,収量指数が85%までを許容限界とすれば掘削後3年が利用限界と考えられる。2. ニンジン (1) 品質と収量はゴボウと同様に掘削初年目が最も良く掘削深耕地の利用回数が増すにしたがい低下がみられた。(2) 利用年数については,ゴボウと同様その品質で上中物の割合が初年目の約70%,収量指数が85%までを許容限界とすれば品質面からは掘削後2年,収量面からは掘削後3年が利用限界と考えられた。3 土壌の理化学性の変化 (1) 掘削深耕により土壌は膨軟化するとともにち密度,固相率は低下する。これにともない粗孔隙特に張力30cmH2O(pF1.5)以下の大きな孔隙が増大し,有効孔隙は減少する。(2) 利用回数が増すにしたがい地表より深層で僅かであるがち密度および固相率の増加が認められる。(3) 掘削深耕により表層土と下層土が混和されるとともに溝内の石灰,苦土および加里などは下層まで均一に分布する傾向がありりん酸もかなり深くまで分布する。4 施肥法と深層施肥機 掘削深耕地における深層施肥の省力化を図るため深層施肥機を試作したところ,作業精度および作業能率とも極めて良好であった。収量,品質についても深層施肥区は表層施肥区にまさった。
索引語品質;ゴボウ;掘削深耕地の利用回数;初年目;収量;低下;トレンチャ掘削深耕地;掘削深耕;利用回数;引抜き
引用文献数7
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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