千葉県水田土壌の断面形態および理化学性の変化

千葉県水田土壌の断面形態および理化学性の変化

レコードナンバー233189論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題強グライ土壌について
著者名安西 徹郎
渡辺 春朗
鈴木 節子
日暮 規夫
中村 千明
金子 文宜
松本 直治
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ22号, p.1-9(1981-03)ISSN05776880
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抄録千葉県水田土壌の約76%を占める強グライ土壌の断面形態および理化学性の変化とその要因について調査検討した。その概要は以下のとおりである。1. 強グライ土壌からグライ土壌あるいは灰色土壌へ移行したのは52地点のうち4地点にすぎなかった。しかし,グライ層の作土下への移行が認められる地点は増加していた。2. 斑鉄の生成部位は下方へ移行しており,還元型から斑鉄型への土壌統の変化が多くみられた。3. 作土の厚さは耕うん方法の変化にともない減少した。ち密度,容積重および固相率は排水良好な地点では増加した。4. 全炭素および全窒素はわずかに減少し,塩基置換容量は微増,風乾土のアンモニア態窒素生成量は増加していた。5. 置換性カリおよび有効態リン酸は増加していた。これは主に施肥量の増加によるものと思われる。置換性石灰,置換性苦土,有効態ケイ酸および遊離酸化鉄は減少していた。これは水の下降浸透条件の増大にともない作土下へ溶脱,流亡したためと思われる。6. 土壌の理化学性は作土のち密化,養分の溶脱を主体とした乾田的方向にあると考えられる。7. 現在の強グライ土壌の多くは水の下降浸透が進んで落水期には表面水が排除され,作土表面あるいは作土全体が酸化的あるいは弱還元的となり,土層内部の酸化的性質が増大しているが,グライ土壌への移行にまで進んでいない状態にある。
索引語土壌化学(理化学性);水田土壌;土壌分類(土壌名);千葉県;土壌(形態)
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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