野菜灰色かび病の薬剤耐性菌に関する研究 (2)

野菜灰色かび病の薬剤耐性菌に関する研究 (2)

レコードナンバー233192論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題チオファネートメチル耐性菌の発生推移と対策
著者名竹内 妙子
長井 雄治
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ22号, p.29-36(1981-03)ISSN05776880
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抄録チオファネートメチル耐性菌の発生推移を調査し,その対策試験を行った。1. トマト幼果上に耐性菌と感性菌を同時に接種して継代培養すると,薬剤を散布しない場合は耐性菌率はわずかに低下したが,チオファネートメチル剤を散布すると耐性菌率は急激に増加した。一方,スルフェン酸系剤を散布すると耐性菌率は無散布区よりも速やかに低下した。2. 同一作型内で耐性菌の発生推移と散布薬剤との関係をみたところ,散布前,耐性菌率が低い場合も,チオファネートメチル剤又はべノミル剤を散布すると耐性菌率は急激に増加した。一方,両剤を使用しない場合は耐性菌率は概して低下する傾向がうかがえた。3. 同一のハウスで数年間にわたって耐性菌の発生推移を調査したところ,前年の耐性菌率は翌年に保持されず,概して低下した。4. 耐性菌発生圃場におけるチオファネートメチル剤の効果を検討したところ,耐性菌率が低率のハウスでもチオファネートメチル剤を数回散布すると耐性菌率は急激に増加し,十分な防除効果は認められなかった。5. 耐性菌発生圃場において,ポリオキシン剤とスルフェン酸系剤の交互散布は有効であった。
索引語農薬(耐性・抵抗性);野菜;殺菌剤;真菌類(不完全菌);灰色かび病
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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