壮蚕用人工飼料の桑葉粉末添加量が原蚕の産卵性及び孵化に及ぼす影響

壮蚕用人工飼料の桑葉粉末添加量が原蚕の産卵性及び孵化に及ぼす影響

レコードナンバー262267論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名新野 孝男
笹原 重雄
水沢 久成
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ115号, p.1-14(1982-10)ISSN03853594
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抄録原蚕の人工飼料育における壮蚕養飼料組成のうち,主として桑葉粉末添加量を変えた場合の産卵性及び孵化について検討した.1)桑葉粉末量を25%以下にすると,日本種系蚕品種では化蛹歩合が極端に低下し,さらに不良卵蛾区が増加して正常卵蛾区歩合を著しく低下させた.これに対して中国種系蚕品種では,桑葉粉末量を10%以下とした場合に正常卵蛾区歩合の低下がみられたに過ぎなかった.2)全齢人工飼料育では,桑葉育に比べて正常卵蛾区における1蛾造・産卵数は増加するが,日本種では桑葉粉末量の多い飼料で,中国種では逆に少ない飼料で増加した.しかし日本種,中国種ともに正常卵蛾区における不受精卵混入率が高く,ことに桑葉粉末量の少ない飼料区で顕著な差がみられた.3)全齢人工飼料育による産下卵では,卵重が軽く,また卵長が短縮して卵形は丸味を帯びるようになった.この傾向は日本種,中国種ともに認められたが,5齢期の桑葉粉末量の多少との間では差がみられなかった.4)人工飼料育から得られた蚕種の孵化歩合は,特に即時浸酸において低下し,また浸酸条件の適用範囲も狭くなったが,この傾向は特に桑葉粉末量の少ない飼料区で顕著であった.5)さらに冷蔵浸酸及び越年保護における孵化においても,人工飼料育により得られた蚕種はある程度劣った.この傾向はことに桑葉粉末量の少ない飼料区でみられたが,冷蔵浸酸の場合は蚕品種によっては飼料間の差が認められない場合もあった.
索引語産卵;孵化;飼料(添加);養蚕(人工飼料育);桑葉粉末量;人工飼料育;増加;低下;全齢人工飼料育;冷蔵浸酸;日本種;飼料;飼料区;差
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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