シマグワの生育特性ならびに栽培法に関する研究(3)

シマグワの生育特性ならびに栽培法に関する研究(3)

レコードナンバー283450論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
論文副題シマグワ系統M28,M32,M38の飼料価値について
著者名中水流 操
中村 泰郎
矢野 義人
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ118号, p.1-18(1983-09)ISSN03853594
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抄録シマグワ系の交雑実生群から選抜育成されたM28,M32,M38について,ビニルハウス栽培による早春蚕期,慣行の栽培法による夏蚕期,晩秋蚕期ならびに初冬蚕期にそれぞれ日137号,支137号およびその交雑種を用いて飼育試験を行い,その飼料価値を一ノ瀬あるいはみなみさかりと比較し,大要次のような結果を得た。1.ビニルハウス栽培によるシマグワ3系統の早春蚕期の蚕飼育試験においては,シマグワ3系統のうちM32給与区の発育経過がやや長くなる傾向を示したが,蚕の減蚕歩合では3系統間に差異は認められなかった。繭の計量形質はM28およびM38給与区がややまさる結果を示し,産卵性では一定の傾向が認められなかった。また,早春採蚕種の即時浸酸種および冷蔵浸酸種のふ化率はともに良好であったのに対し,越年蚕種は一般の春採蚕種に比べ劣る結果を示した。2.初冬蚕期における飼育試験の結果,シマグワ3系統給与区は一ノ瀬給与区に比べ発育経過が全齢で1~2日短く,減蚕歩合は日137号の一ノ瀬給与区がやや劣る結果を示した。シマグワ3系統給与区の繭重,繭層重を一ノ瀬給与と比較すると,支137号と交雑種のM32給与区があまり差がなかった以外はすべて一ノ瀬給与区にまさる結果を示した。産卵性についてもほぼ同様であった。3.夏蚕および晩秋蚕期の飼育試験では両蚕期を通じ早春蚕期同様シマグワ3系統のうちM32給与区は発育経過がやや長くなる傾向を示し,減蚕歩合は3系統間に差異は認められなかった。繭の計量形質および産卵性はみなみさかり給与区に比べM28,M38給与区がややまさる結果を示し,M32給与区はみなみさかり給与区と同様であった。4.蚕の成育ならびに産卵性からシマグワ3系統間の飼料価値はM28>M38>M32とみられた。
索引語飼料(飼料価値);クワ科;結果;早春蚕期;M32給与区;産卵性;蚕;初冬蚕期;春採蚕種;飼料価値;発育経過;傾向
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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