桑古条さし木におけるさし穂の貯蔵とさし木時期について

桑古条さし木におけるさし穂の貯蔵とさし木時期について

レコードナンバー331275論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名村上 毅
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ125号, p.37-53(1985-07)ISSN03853594
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抄録桑古条さし木法におけるさし穂の貯蔵法について,3月中・下旬の枝条採取食後にさし穂を調整し,ビニール袋に詰めて冷蔵した場合と枝条のまま冷蔵し,さし木直前にさし穂を調整する場合について,さし木時期及び調整後冷蔵日数を変化させ比較した。その結果の概要は次の通りである。1)4月上旬から7月上旬までの範囲ではさし穂又は枝条を冷蔵して,さし木時期をおそくする方が発根率・活着率が高まり,生育初期の根重・新梢長・開葉数・葉面積なども多くなる。この傾向はさし穂採取部位が枝条基部から離れるほど顕著であり,さし木時期をおそくすることによって,さし穂として利用できる枝条の範囲が拡大できることを認めた。2)さし穂の冷蔵法については,調整後の冷蔵日数90日までの範囲では,枝条のまま冷蔵した場合より,調整したさし穂で冷蔵した場合の方が発根率・活着率でやや高い傾向を示し,新梢長・開葉数・葉面積などでは,貯蔵法による差が認められなかった。3)枝条採取後3か月程度の冷蔵は実用上何等の問題もなく,むしろ貯蔵することによって,さし木後の環境条件が改善される結果活着率の安定・向上に役立つのみならず,増殖効率の向上にも有効であることが認められた。4)7月に入ってからのさし木は,発根率・活着率に得別の影響は認められないが,生育期間が短縮される結果,成苗率や大・中苗割合の低下が著しく,実用上は6月中旬までのさし木が望ましいものと考えられる。
索引語さしき;貯蔵;えだ;クワ;さし穂;冷蔵;枝条;調整;活着率;範囲;発根率;貯蔵;さし木;穂
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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