シマグワの生育特性ならびに栽培法に関する研究(5)

シマグワの生育特性ならびに栽培法に関する研究(5)

レコードナンバー331800論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
論文副題生産構造ならびに収量構成要因の解析
著者名町井 博明
徳永 博
串間 虎雄
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ126号, p.79-92(1985-10)ISSN03853594
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抄録旧宮崎試験所で選抜・育成されたシマグワ系統M28,M32及びM38の生産力を明らかにするため,春期における層別の収量及び春切り後の生産構造と乾物生産の時期的変化などについて調査した。得られた結果の概要は次のとおりである。1.春期の総別収量について 1)層別にみた最長枝条の収量構成要素は,発芽数については,みなみさかり>M38>M28>M32の順で,概して中部の層で多い傾向にあった。不発芽割合はみなみさかり,M28及びM32が40%程度であったのに対し,M38は30%と低かった。新梢量,葉量,新梢長,1芽重,1葉重などにおいても系統,または層位による差異がみられた。2)株当たりの新梢量はM32が最も多く,みなみさかりの15~18%増であった。また,5月10日から30日までの20日間における新梢量の増加は,みなみさかりとM28が第VIII,IX層,M32は第VIII~X層,M38は第VII,VIII層で著しかった。2.春切り後の生産構造と乾物生産について 1)生産構造については,M28は広葉型に,M38はイネ科型に類似したパターンを示したのに対し,M38とみなみさかりはその中間型であった。2)乾物増加量は,3系統のうち特にM32とM38が著しく,最終乾物重は全器官合わせてそれぞれ5kg以上に達した。3)収量生長速度は生育の初期と後期においては大差なかったが,7,8月頃には系統によって差が認められ,収量生長速度の程度はM38>M32>M28みなみさかりの順に大きかった。また,純同化率とほぼ同様の傾向を示したことから,収量生長速度は主に純同化率に支配されているものと推察された。葉面積指数については,シマグワ系統は7以上に達したが,みなみさかりは6にとどまった。
索引語せいちょう(木本);栽培;生態;収量;クワ科;なみさかり;生産構造;春期;新梢量;収量生長速度;シマグワ;乾物生産;傾向;純同化率;不発芽割合
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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