地理的蚕品種の二面交雑による組合せ能力の推定と遺伝分析(2)

地理的蚕品種の二面交雑による組合せ能力の推定と遺伝分析(2)

レコードナンバー331802論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
論文副題繭形と繭の大きさ
著者名蒲生 卓磨
斎藤 滋隆
大塚 雍雄
広部 達道
田島 弥太郎
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ126号, p.121-135(1985-10)ISSN03853594
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抄録日・中・欧の地史的蚕品種9種の二面交雑により得られた繭について遺伝的解析を行い,次の結果を得た。1.日本種は繭長を長くし,繭幅を小さくする一般的組合せ能力(GCA)を有する。中国種は繭長を短くし,繭幅を大きくするGCAを有する。また,欧州種は繭の体積を大きくするGCAを有している。2.繭長,繭幅,繭の大きさ等においては細胞質効果が認められ,日本種母体ではその反交よりも繭幅を小さくする。また,中国種母体では,その反交よりも繭長を短くし,繭幅を大きくする。欧州種母体ではその反交よりも繭長を長くし,繭幅を小さくすると共に繭の大きさを小さくする特性を有している。3.繭長,繭幅,長幅率では一定した特定組合せ能力(SCA)は認められなかったが,繭体積では日×欧の交雑でSCAが高く,次いで日×日,中×欧の順であり,日本種1化性と欧州種とが遺伝的に離れていることがうかがえた。4.繭長,繭幅,長幅率は共に不完全優性遺伝子に支配されるのに対して,繭の体積は超優勢遺伝子に支配されている。5.繭形及び繭の大きさに関する4形質は共に高い遺伝率を有している。6.有効遺伝子数は繭長,繭幅及び繭体積共にほゞ5個と推定された。7.繭長,繭幅及び繭体積の大きい方向には優勢遺伝子が関与しており,繭の大きいものは選抜により固定されにくいことが暗示された。8.繭層重及び調査4形質間で相関分析を行ったところ,遺伝相関と表現型相関とはほゞ類似の値を示した。
索引語品種;遺伝;まゆ;交配(動物);地理;カイコ(遺伝・育種);繭;繭長;繭幅;共;大きさ;欧;欧州種;母体;二面交雑;推定
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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