人工飼料育繭の上蔟環境,飼育期間及び飼料組成の違いによる繭糸特性

人工飼料育繭の上蔟環境,飼育期間及び飼料組成の違いによる繭糸特性

レコードナンバー340428論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名上山 澄江
馬越 淳
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ128号, p.51-75(1986-03)ISSN03853594
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抄録全齢人工飼料育の5齢期に,脱脂大豆粉末の含有量を30%,45%,60%と変えて飼育,生産した繭の繭糸特性に関する実験を行った。得られた結果の概要は次のとおりである。1.強度は試験区間の数値の差が小さく,明らかな差異は認められないが,60%区がやや小さくなる傾向を示した。伸度は45%>60%>30%の順で,T・A区,K・A区とも同じ傾向を示した。ヤング率は30%>45%>60%の順で直線的に下降する傾向を示し,脱脂大豆粉末含有量の増加とともに低下することが明らかとなった。繊度はT・A区が30%<45%=60%,K・A区が30%=45%<60%となり,T・A区とK・A区の平均値では,脱脂大豆粉末含有量が増すに従って,繊度はわずかづつ大きくなる傾向があった。練減率はT・A区とK・A区の傾向が異なったが,平均値では30%区と最も大きく,45%区と60%区の間には差異は認められなかった。2.各項目の結果を総合してみると,結晶化度,配向度などの繭糸の内部構造に関する特性は,脱脂大豆粉末含有量が30%から60%に増えるに従って,低下する傾向にあることが推察された。3.脱脂大豆粉末含有量の違いによる繭糸特性の試験成績の特徴として,45%区を境に結果が変化する場合の多いことが認められた。このことから,脱脂大豆粉末含有量45%前後に,繭糸特性が変化する境界があるのではないかと推察された。
索引語飼料;環境;まゆ;生糸;養蚕(人工飼料育);A区;傾向;繭糸特性;脱脂大豆粉末含有量;結果;人工飼料育繭;上蔟環境;飼育期間;飼料組成;違い
引用文献数7
登録日2011年07月26日
収録データベースJASI, AGROLib

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