土壌中の可給態リン酸の各種定量法における浸出条件の検討

土壌中の可給態リン酸の各種定量法における浸出条件の検討

レコードナンバー342794論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名金子 文宜
渡辺 春朗
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ27号, p.53-59(1986-03)ISSN05776880
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抄録海成砂質土,第三紀層粘質土,黒ボク土およびまつちを用いて,Truog法とBray No. 2法の浸出条件を検討した。また,水浸出法,Truog法およびBray No. 2法の定量法間の関係とこれらの定量法による可給態リン酸と全リン酸の関係を検討した。1. Truog法における振とう時間90分と30分の値を統計的手法で比較した結果,海成砂質土では有意差が認められたが,黒ボク土では有意差は認められなかった。第三紀層粘質土およびまつちでは,浸出液の温度によっては有意差が認められた。有意差が認められた場合の90分から30分への変換比率は,おおむね0.8であった。2. Truog法における浸出液の温度は20℃が適当と考えられた。3. Bray No. 2法における振とう回数の多少を比較した結果では統計的な有意差は認められなかった。4. Truog法と水浸出法およびBray No. 2法との相関は高く各定量法間での定量値の読みかえが可能と考えられた。5. 各土壌間における全リン酸含量に対する各可給態リン酸定量値は第三紀層粘質土で最も高く,次いで海成砂質土,まつち,黒ボク土の順であった。6. 全リン酸に対する各可給態リン酸定量法の抽出割合の大きさはBray No. 2法>Truog法>水浸出法であった。
索引語No.;海成砂質土;水浸;Truog法;有意差;可給態リン酸;浸出条件;法;検討;2法
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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