スイートコーンのトンネル早熟栽培における温度管理法
スイートコーンのトンネル早熟栽培における温度管理法
レコードナンバー | 392995 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00016679 | NACSIS書誌ID | AN00142421 |
著者名 | 神保 信幸 所 重雄 青柳 森一 | ||
書誌名 | 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station | ||
別誌名 | 千葉農試研報 Bull. Chiba Agric. Exp. Stn. Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station | ||
発行元 | 千葉県農業試験場 | ||
巻号,ページ | 29号, p.25-35(1988-03) | ISSN | 05776880 |
全文表示 | PDFファイル (1208KB) | ||
抄録 | スイートコーンのトンネル早熟栽培では晩霜害と,トンネル換気の遅れにともなう高温障害が問題になるが,これらの障害を防ぐための,温度管理法について検討した。得られた結果は以下のとおりである。1. 晩霜害は-2℃未満の低温で発生し,早くから換気を始める馴化処理によって,これを軽減することができた。2. 40℃の高温条件では,雄穂及び雌穂は正常に発育しなかった。主稈と分げつ枝の発育は,最高気温を30℃としたトンネル管理で最も促進された。3. 早期には種すると,晩霜害が発生する危険性が高く,収穫期の前進効果も低かった。これらの点から,3月中旬がは種の適期と判断された。4. 被覆資材は保温性・作業性・経済性などの面からユーラックやクリンテートなどのポリオレフィン系のフィルムが適していた。5. 3月中旬は種の作型におけるトンネル換気法としては,2葉期に換気孔面積率0.5%の穴あけ換気を始め,以後は4葉期に1.0%,6葉期に2.0%と拡大してゆく方法が適していた。 | ||
索引語 | 晩霜害;スイートコーン;トンネル早熟栽培;温度管理法;種;発生;発育;障害;低温;換気 | ||
引用文献数 | 15 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |