千葉県の畑地における風食について(1)

千葉県の畑地における風食について(1)

レコードナンバー393002論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
論文副題ほ場の長さおよび耕起法が黒ボク土地帯の飛土に及ぼす影響
著者名真行寺 孝
渡辺 春朗
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ29号, p.105-114(1988-03)ISSN05776880
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抄録ほ場の長さおよび耕起法が黒ボク土の飛土に及ぼす影響を明らかにするため,富里町の長さ200mの畑ほ場で4回の南西風による飛土を高さ10~15cmで20mごとに採取した。併せて,この地区の防風林内の裸地およびほ場の長さの実態を調査した。結果は以下のとおりである。1. 畑は南西を風上とする方向に長く,226ほ場の内100~200mが32,200~300mが10,300m以上が4箇所あった。また防風茶垣の整備率は10%で,冬期の麦の作付けは2.6%,裸地は80%であり,南西風による風食が発生しやすい状況にあった。2. 4回の風食は風速4.8~8.3m/sで発生した。飛土は,裸地ではロータリー耕とラッカセイ収穫跡未耕地で多く,プラウ耕はロータリー耕に対して平均約60%と少なかった。しかし,この飛土抑制効果はほ場が風下方向に140m以上になると認められなかった。小麦畑ではロータリー耕に対して約33%に飛土が抑えられた。3. ほ場の長さと飛土の関係はS字状曲線のようであった。最大飛土の80%に達したほ場風上からの最短距離を飛土の定常点とすると,この地点までのほ場の長さと飛土の関係はほぼ直線となった。4.飛土の定常点はロータリー耕ほ場で平均115m,プラウ耕では平均150mで,前者は風速の低下によって長くなる傾向があった。5. 以上から裸地における風食防止策は飛土が半減する50m程度ごとに防風垣を設置し,かつプラウ耕起することが効果的であると判断した。
索引語ほ場;ロータリー耕;長さ;風食;裸地;プラウ耕;耕起法;黒ボク土;畑;風上
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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