チャバネアオカメムシの生活史

チャバネアオカメムシの生活史

レコードナンバー393008論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名福田 寛
藤家 梓
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ29号, p.173-180(1988-03)ISSN05776880
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抄録本県の主要な果樹カメムシであるチャバネアオカメムシの生活史を明らかにした。飼育実験によると発育零点は12.7℃,卵から成虫までの有効積算温量は430日度であった。卵巣発育の臨界日長は14L-10Dと13.5L-10.5Dの間に存在した。百葉箱内で越冬後成虫から順次累代飼育したところ,1985年には3世代, 1986年には2世代を経過した。越冬色個体は9月中旬より出現した。卵から羽化までの有効積算温量の平均値は,飼育実験により得られた値とほぼ同様であった。しかし,個体間のばらつきは大きく,最小値は258日度,最大値は600日度であった。越冬には1985年は第2,第3世代成虫が,1986年には第1,第2世代成虫が入った。本種成虫は5月から10月まで野外寄主植物上でみられ,キリ樹を除く各植物(サクラ,クワ,ヒノキ)とも寄生期間が限られていた。前胸背板幅の調査によると7月~8月に成虫の小型化がみられた。また,経産雌率は8月になると急激に低下した。脂肪体蓄積程度は夏期に一旦低下した後,再び上昇した。これらの現象は世代交代によるものと考えられた。
索引語チャバネアオカメムシ;飼育実験;有効積算温量;生活史;成虫;卵;低下;発育零点;臨界日長;10.5D
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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